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でもやっぱり・・・風俗好っきやねん

嫌な思いばかりさせられているのにどうしても嫌いになれないことってありますよね?
特に男女関係においてはそのような思いを抱いている方が数多くいらっしゃるとお見受けします。
「彼に乱暴なことをされたけど嫌いになることができない」「彼女に何度も浮気されているけどどうしても嫌いになることができない」・・・本当に好きになってしまった相手だと、例えどのようなことをされたとしても憎むことも怒ることもできなくなってしまいます。

私の場合その対象が風俗ですので、尚更報われる可能性は低いでしょう。どんなに不細工な女の子を派遣されても、性病持ちの女の子を派遣されたとしても、その子が風俗で働いているということを考えるとどうしても嫌いになることができないのです。
本当はチェンジするなり店に苦情の電話を入れるなりして改善を図ってもらうようにするのが正統なやり方なのでしょうが、どうしてもそれができないのです。その子たちがあとで怒られないか、店をクビになったりしないかということが真っ先に頭に浮かんできてしまいます。

なぜこんなにもとりわけ風俗嬢に対して気遣いをしてしまうのか、最近までまったくわかりませんでした。
ですが、ここ数日自己分析を重ねた結果、その答えと思しきものが見えてきました。
わかってみると非常に簡単なことでした。僕の初恋の人が十数年ぶりに会ったら風俗嬢になっていたということが原因なんですね。彼女は小・中と同じだったのですが、当時は成績優秀・容姿端麗・性格美人と大和撫子のような高嶺の花でした。そんな彼女が久々に会ってみると風俗嬢になっていたのだから驚きです。そしてその驚きはやがて愛情へと変わっていきました。人に言わせれば同情と見えるかもしれませんが、私にとっては風俗嬢になった彼女をなんとかして昔の彼女になってもらいたいという気持ちでイッパイになったのです。そして私は彼女に手を差し伸べました。
そして彼女はそんな私の手をいとも簡単にはたき落としました。そして言いました。「あんた誰?」と。

僕は彼女の思い出の一部にもなれていなかったんですね。彼女の大脳新皮質の1mmにも私の介入する余地は無いようで、完全に怪しい中年を見る目をしています。一応小・中と一緒だったことを伝えてみましたが、「知らねぇよ!消えろカス!」とだけ言われサービスをすることもなく去っていきました。

この一件があったおかげで、私はすべての風俗嬢に対して同情に近い愛情を抱くようになりました。ですが今のところどの女の子にも、「ウザイ」「キモイ」「消えろ」とだけ言われておしまいです。でも私は諦めません。彼女たちの心の隙間を私の手で埋められるまでは・・・。
ちなみに私のスペックは、身長は160以下、体重は95kg、豚のような鼻をして、すでに落ち武者のようなてっぺんハゲ、非常に汗っかきな自宅警備員です。

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